姫路市で孤独死現場の清掃!具体的な消臭作業はどのように行われるのか?
- スタッフ一同、防護服に身を包み入室いたします。
- 部屋の中には強い臭気がこもっております。
- 体液が出ている部分を取り除きます。
- 体液のついたものは全てラッピングいたします。
- 家財を分別し一般廃棄物収集業者に廃棄処分をお願いします。
- 壁紙、天井など臭気の吸っているものを剥がします。
- ショックトリートメント法®を使って消臭いたします。
- 簡易のハウスクリーニングを無料で行います。
- 臭気も取り除き納品です。
- 作業: 特殊清掃(原状回復)
- 人数: 6人
- 日数: 4日
- 参考費用: 669,822円(税込)
私のマンションに入居されている高齢者がベッドの上で孤独死!
私は不動産経営をしており、兵庫県で数棟のマンションなどを保有しています。
数週間前、管理会社から自分の物件で孤独死があったと連絡を受け、すぐに現場へと向かいました。
部屋に着くと、玄関の前まで嗅いだことのないような異臭が漂っています。
室内にはさらに強い臭気がこもり、入居者が亡くなっていた布団の周りには黒々とした汚れが残っていました。
通常の清掃では汚れや臭いを落とせなさそうなため、特殊清掃をしなければ次の方にお貸しすることはできないでしょう。
しかしこのような経験は初めてのため、どんな業者を選べばいいのか全くわかりません。
「どうしたものか…」と頭を抱えていた時に、管理会社様から紹介されたのがリスクベネフィット様でした。
なんでも特殊清掃の専門業者様で、孤独死現場の片付けや清掃の経験が豊富とのこと。
ホームページを見るとさまざまな特許技術を取得されていることもわかり、信頼できそうな雰囲気です。
早速電話してみると「当社にお任せください!異臭を完全に除去いたします」と力強く仰っていただいたこともあり、このままお願いすることにしました。
孤独死現場の具体的な消臭方法とは?
孤独死現場の清掃を依頼することなど初めてなので、いったいどのような作業をされるのか想像もつきません。
そこで、当日は立ち会いをさせていただくことに。
以下が今回行っていただいた作業となります。
①汚染物除去作業
最初にリスクベネフィット様オリジナルの消毒剤「RB酸水」を散布。
汚染物を介して病原菌が繁殖している恐れがあるため、消毒作業は必須とのことです。
その後、遺体から出た汚染物の除去作業にとりかかってもらいます。
故人はベッドから半身を乗り出した状態で亡くなっており、布団やマット・カーペットはもちろん、ベッド本体まですべてラップを巻いて梱包し、搬出してもらいました。
さらにカーペットを剥がした床まで汚染物が付着していたため、体液専用薬剤を使用して清掃を実施してもらいました。
②壁紙剥がし作業
続いては、臭いが染みついた壁紙のクロスを剥がす作業です。
壁紙を剥がす作業はそれほど手間がかからず、消臭するより剥がして新しく張り替えるほうが経費も節約できるとのこと。
リスクベネフィット様は、特殊清掃会社の中では珍しく「解体工事業者」として登録されているそうです。
したがってもっと本格的な解体作業も行えるようですが、顧客のメリットを考えた上で必要最低限の作業をされているのだとか。
費用面にも配慮して作業してもらえるのは、依頼者としてありがたいと思いました。
③完全消臭作業
清掃の仕上げとして、完全消臭してもらいます。
ここで登場するのがリスクベネフィット様オリジナルの消臭剤「ダンボ」とオゾン脱臭機です。
「ダンボ」を気になるところに吹きかけ、時間が経って染み込んだ臭気を浮き上がらせて拭き取る作業を繰り返し行ってもらいます。
その後はオゾン脱臭機を使用した臭気の酸化分解作業を実施。
ここで用いられる「オゾンショックトリートメント法」は通常の数倍の消臭力を誇るリスクベネフィット様の特許技術だそうで、こうした独自技術により大規模なリフォームをしなくても完全消臭できるとのことでした。
仕上げに簡易のハウスクリーニングも行ってもらい、すべての作業が終了。
孤独死があったとは思えないほど綺麗な部屋となり、あれだけ気になっていた臭いもすっかりなくなりました。
「これならまたこの部屋を人に貸せる」と、本当に嬉しく思っています。
この度は誠にありがとうございました。