RB特殊清掃・遺品整理のリスクベネフィット大阪

一人暮らしの弟が浴槽の中で亡くなっていた……。

大阪のマンションに住む弟が孤独死したと連絡を受けたのは数日前のことでした。弟はまだ若く、亡くなるような年齢ではなかったのでショックとしか言えません。

弟は湯船の中で亡くなっていたそうで、温度差によるヒートショックといわれるものだそうです。

一人暮らしで遺体は長く放置されていたため、風呂の水は茶色く濁り、異様な臭いは脱衣所はおろか、廊下やリビングまで広がっていました。

とにかくこの状況をなんとかしないと近所の人にも迷惑をかけ続けることになります。

とりあえず中に入れる状態に戻してもらいたいと思い、業者を探すことに。

インターネットを検索していたところ、リスクベネフィット様を発見。

浴槽死の清掃は手間がかかるようですし、実績のしっかりしたところに任せたいと思ったのがリスクベネフィット様を選んだ理由でした。

 

その1　浴槽死の清掃と水質検査の料金はいくらになるの？

今回の浴槽死清掃だと、必要な作業としては浴槽の清掃・消毒・消臭が必要だそうです。

今後も浴槽を使い続けるなら、水を張ってサンプルを抽出し、水質検査で水中にウイルスなどがいないかをきちんと調べる必要もあるのだとか。

浴槽の清掃は水があるかどうかで値段が変わり、今回は水が張ってある状態なので10万円。

浴室の消毒が15,000円、消臭が30,000円、水質検査が30,000円になるとのことでした。

合計で175,000円。

税込でも20万円ほどあれば、清掃から検査まで一通りの作業が終わるそうです。

 

その2　浴槽の清掃作業と水質検査はどのように行うの？

 

・水を張った浴槽の清掃

浴槽の清掃は水があるかどうかでやり方が大きく変わるそうです。

今回は、遺体が長く浸かっていたために変色した水が残っていますので、それをこしながら除去していく作業が必要でした。

ようやく水が無くなると、今度はリスクベネフィット様オリジナルの体液洗浄剤「タロウ」とプロヘラを使用して浴槽内の清掃を行ってもらいます。

浴槽についた脂は簡単には落ちないため、何度も繰り返し清掃されていたのが印象的でした。

臭気は浴室全体にも染み着いているそうで、天井や壁、排水口、浴槽のカバーエプロン、さらにはカバーを外して底部分など隅々まで綺麗にしていただきました。

 

・水質検査

清掃が終わるといよいよ水質検査です。

お湯張りと薬剤充填、排水を10回ほど繰り返して湯沸かし装置を綺麗にしてから、水を採取されており、6項目の検査結果が出るのは2週間後だそうです。

 

・室内の消臭作業

最後に、浴室や廊下、リビングなど部屋全体の消臭作業をしてもらいました。

高濃度オゾン発生機「パンサー」を使ったオゾン燻煙により、室内に立ち込めていた異臭はすっかり気にならなくなりました。

 

・遺品整理と室内清掃

浴室清掃後は遺品整理と室内全体の清掃もお願いすることに。

不用品は分別して廃棄してもらい、すべてあわせると2トントラック1台分になっていて驚きました。

結果的に浴室清掃よりも不用品回収のほうで料金がかかりました。

しかし、音楽関係の仕事をしていた弟のピアノやクラシックCDなど、査定に出せるものは買い取っていただけたため、それを費用にあてることができ、とても助かりました。

 

最終的には遺品整理や消臭作業も依頼したので、1,254,809円となりました。

2週間後に届いて検査結果はすべて合格ということでホッとしました。

弟のマンションは異臭もなくなって、すっきりと片付き、本当に感謝しております。ありがとうございました。