奈良県香芝市で孤独死…。体液まみれの現場を清掃するにはどうしたらいい？

奈良県香芝市で孤独死。一面体液で大変な状態に…。

奈良県に住んでいる遠い親戚の話なのですが、住んでいた部屋で孤独死してしまったそうです。

連絡をくれた大家さん曰く、「家賃の入金が確認ができないし、連絡しても電話がつながらないため、

警察を呼んで室内を一緒に確認したところ、孤独死されているのを発見しました」とのこと。

「現場では体液が床一面に広がっており、このままでは返却の受付ができないため、

どうにかしてください」と言われてしまったのです。

奈良県の特殊清掃業者を探しましたが、現場の状況を伝えるとどこの業者も厳しいようでした。

諦めかけていたころ、リスクベネフィットさんのホームページを発見。

「ここに断られたらもう後がない…」という気持ちで連絡してみると、「弊社なら対応可能です！」と力強い言葉をくださいました。

現場の状況についてお伝えすると、その日中に見積もりを出してくれました。

作業内容、作業日数、金額、日程についてもスムーズに決まり、いざ作業開始です。

体液まみれの現場を清掃する方法とは？

現場に駆けつけてくれたスタッフさんは、親戚の死を悼み、合掌してくださいました。

その後、死臭と遺体から出た危険な細菌から身を守る為に着替えをし、以下の作業を進めてくださったのです。

まずリスクベネフィットさんは、二次感染予防対策の為、作業前の処置から入りました。

リスクベネフィットさん専用【RB酸水】の散布と【オゾン】を使用したダブル除菌を実施。

そして、一階の廊下で亡くなっていたことや死後時間がたっていたことから、体から体液が出てきていることが分かりました。

体液の汚染が広範囲に渡り、廊下の９割は体液により汚染されている状態でした。

汚染をこれ以上増やさずに廊下を進んでいくことが困難だったため、まず奥に進むための足場を作るところから作業を開始されていました。

足場が完成したあとは奥を確認してくださったのですが、警察の方が体液を踏んだ足で家の中を歩き回った様子で、体液の足跡の除去作業が必要とのことでした。

二階にも足跡が付いているため、二階も一階と同じように足跡の除去作業が必要でした。

カーペットなどは体液の汚染が激しかった為、ニオイが漏れないように密封して撤去をしていただきます。

その後、床についた足跡の除去作業や床に染み込んだ体液をRB散水で何度か拭き上げていただきました。

状態を確認するとかなり汚染がひどく、床の色も変色していることが確認できたそうです。

床の色が変わっているので後ほど内装工事が必要になるとのことでしたが、こちらは管理会社さんがすでに手配済みとのこと。

内装工事までの期間が空くため、ニオイが上がってこないように死臭シートでふさぎ込みをしてもらいました。

ここまで丁寧に作業をしてもらったおかげで、ニオイがしなくなりました。

作業していただいて、ここまで変わるものかと改めて驚きました。

リスクベネフィットさんに頼んでよかったです。

この度は本当にありがとうございました。